【系統】東洋化学商会 塩害防錆塗料 OD色(半つや)
【用途】産業機械・工作機械・建設機械・仮設機材・特殊車両等
【 色 】OD色番号:2314 基準値:7.5Y3/1
※半つや:鏡面光沢度〔Gs(60°)〕の値が30以上、60未満のもの
項目 |
主剤 |
硬化剤 |
容姿 |
16kg |
2kg |
配合比率(主剤/硬化剤) |
8 |
1 |
劇物表示 |
該当せず |
該当せず |
有機溶剤予防規則 |
第2種 |
第2種 |
消防法区分 |
第4類第2石油類 |
第4類第2石油類 |
【塗装方法】スプレー塗り
【塗布量】0.20kg/㎡/回(乾燥膜厚80μmの場合)
※この数値はオーバースプレー分などのロス分は含みません。
また、この数値は比較的平滑な素地に塗装した場合で、被塗物の形状、素地の状態、気温、希釈率、塗装方法などによって増減します。
【標準膜厚】60~150μm
【希釈剤】東洋化学商会 塩害防錆塗料 専用希釈剤
【希釈率】スプレー塗り 5~30%(質量比)
【塗装粘度】イワタカップ(23℃)15~40秒
【乾燥時間】
※(備考)強制乾燥をする場合は、塗装後10分以上のセッティング時間をとってください。
【各種素材への付着性】
素材 |
処理 |
1次付着性※1 |
2次付着性※2 |
SPCC-SD |
脱脂 |
100/100 |
100/100 |
SPCC-SD |
リン酸亜鉛 |
100/100 |
100/100 |
SPCC-SD |
リン酸鉄 |
100/100 |
100/100 |
SPHC |
ブラスト※3 |
100/100 |
100/100 |
※1:脱脂した各素材に本塗料を標準塗布量で塗装し、23℃×7日間乾燥後に1次付着性実験実施。
付着性試験は、JIS K 5600 5-6(基盤目テープ法2㎜間隔)による。
※2:2次付着性試験は耐湿性試験(JIS K 5600 7-2による50℃95%RH以上×120時間)後に付着性試験実施。
付着性試験は、JIS K 5600 5-6(基盤目テープ法2㎜間隔)による。
※3:表面粗さ40μm(Rzjis)に設定
【試験成績表(白)】
項目 |
結果 |
試験法及び品質基準 |
乾燥時間 |
指触30分 半硬化4時間 |
JIS K 5600-1-1 4.3 標準状態 |
鉛筆引っかき値 |
2H |
JIS K 5600-5-4 荷重1㎏ 破れ評価 |
付着性 |
100/100 |
JIS K 5600-5-6 4.3 カット幅2㎜ |
耐塩水噴霧性 |
カット部膨れ幅 片側1.0㎜以内 |
5%Nacl・35℃ 168時間噴霧 |
耐酸性 |
異常なし |
10% H2SO4溶液 23℃ 72時間 |
耐軽油性 |
異常なし |
23℃ 72時間 |
耐ガソリン性 |
異常なし |
23℃ 72時間 |
耐湿性 |
異常なし |
50℃、98RH% 168時間噴霧 |
野外暴露耐候性 |
異常なし |
24か月 |
促進耐候性 |
色差(⊿E*)1.5以下
光沢保持率%以上 |
キセノンウェザーメーター 1500時間 |
(注)試験版作成方法 SPCC-SD(0.8×70×150㎜)に脱脂後、乾燥被膜80μmになるように塗装。
80℃×20分で乾燥し、23℃×7日間養生後試験。
(備考)主剤8:硬化剤1(質量比)の割合で混合したものの数値及び結果です。
【注意事項】
1:2液性塗料ですので、配合比通りに正確に秤量し、主剤と硬化剤が均一に混ざるように十分撹拌してください。
2:水と反応しますので、作業中水分の混入には十分に注意してください。
3:アルコール系溶剤を含むシンナーを使用しないでください。
4:塗料缶に表示している安全衛生上の注意事項を確認の上、御使用ください。
5:下記のような場合は原則として塗料を避けてください。
①気温5℃以下、相対湿度85%以上の時
②炎天下、素材表面の温度が高く、塗膜に泡を生ずるおそれのある時
③降雪雨時、またはその恐れのある時
④強風時、塵埃などが付着する恐れのある時